2024-2 Blog Entry List

事業報告 文化庁移転記念事業 パネルシアター「伏見の桃太郎」

文化庁移転記念事業 パネルシアター「伏見の桃太郎」を上演しました。

 

昔話「桃太郎」に、伏見を舞台にしたお話があるのをご存知ですか?

この江戸時代に作られた上方絵本の伏見版「桃太郎」を、

ぜひ地域の皆さんに知っていただきたく、

京都弁の台本を作り、絵を描いてパネルシアターに仕上げました。

このパネルシアターを、令和6年2月10日 土曜日 11時から初上演し、

たくさんの方に見ていただくことができました。

 

 

皆さんよくご存じの御香宮の絵。

お話はここからスタートします。

パネルシアターは、特製の用紙に絵を描き、

色を塗って作ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左:「伏見の桃太郎」には犬は登場しません。残念そう!

右:桃から手や足が生えて桃太郎誕生!桃の向きは、これが正解みたい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左:桃太郎の姉さんが鬼にさらわれてしまいますが、町人たちは怖くて近づけません。

右:桃太郎を守るお供のひとり、イワシの精。この後、衝撃の方法で鬼退治をします。

 

 

どこかユーモラスな鬼たち、ゆるい方法で戦うちょっと怖がりな桃太郎、

笑った後になるほど!と思わせる二人のお供…お話を聞いてくれている方も、

とても面白がってくださいました。

最後に、「伏見の桃太郎」の載っている本を紹介しましたが、そのうちの一冊、

『おとぎ話 ふしみの桃太郎』(伏見歴史顕彰会発行)の監修をされている先生から

お話のパンフレットをいただき、子どもたちに配ることができました。

お家や学校で広めていただければと思います。

もちろん、伏見中央図書館でも所蔵していますので、気になる方はぜひ借りてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一度読んでみたい、そう思わせる「伏見の桃太郎」。

節分にも関係するお話でしたが、イワシとヒイラギの由来が気になり出した方も、

ぜひ図書館で調べてみてくださいね。

事業報告 文化庁移転記念事業「かるたでたどろう伏見の文化」

伏見中央図書館では、1月5日から1月28日まで、

文化庁移転記念事業として特別展示「かるたでたどろう伏見の文化」を行いました。

同時開催の「札さがしゲーム」には163名の方にご参加いただき、

好評のうちに終えることができました。その様子をお知らせします。

 

館内では、郷土愛あふれるご当地かるた「伏見~るかるた」の札とともに、

伏見関連の本を紹介するパネルがずらりと並んで皆さんをお出迎え。

「伏見~るかるた」に詠まれた伏見の歴史や名所、名物は多種多様ですが、

関連本も、普段書庫にあって皆さんの目に触れることの少ない本や、

貸出できる本まで、手に取ってご覧いただけるように展示しました。

メインの展示場には本も一緒に展示しています。

閲覧席にもパネルがずらり。

 

 

 

 

階段にも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パネルは閲覧席や階段、館内の棚にも掲示しており、館内は「伏見~るかるた」一色に…。

 

1階の展示コーナー

伏見中央図書館のマスコット・こぎつねちゃんも

親子でかるた取りに夢中です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、大好評をいただいたのが、同時開催の「伏見の文化 札さがしゲーム」。

館内に貼ってあるたくさんのパネルの中から、館内地図をたよりに正解の札をさがしだし、

回答を書き込んでいくというもの。

全問正解者に特製しおりをプレゼント。そして、応募いただいた方の中からさらに

かるたなどのプレゼントが当たる特別企画です。

予定していた定員60名を超えてしまいましたが、伏見~るかるた事務局様のご厚意により、

追加で2次募集も行い、合計163名の方に参加していただきました。

 

 

正解の札は「おふくちょろ」の顔が目印。

「みつけた!」

思わず笑みがこぼれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

そして2月2日、厳選なる抽選の結果、プレゼントの当選者が決まりました。

当選された皆様、おめでとうございます。

お家でも「伏見~るかるた」で楽しく伏見の文化に触れていただければと思います。