図書特別整理について

京都市図書館では、一年に一度、「図書特別整理」として、資料の整理期間を設けています。

期間中の主な作業の一つに「蔵書点検」があります。
所蔵している資料が正しい場所に並べられているかを確認する作業です。
具体的には、職員全員で専用の機械を使い、資料を一点ずつ読み取り、読み取ったデータと所蔵データを照らし合わせ、「正しく配架されているか」「行方不明の資料はないか」を点検します。
正しくないデータがあれば、リストを印刷し、一点ずつ現物を確認して修正します。

資料読み取り    バーコードにかざす
◆資料を一点ずつ読み取ります     ◆専用の機械をバーコードにかざします

資料が誤った場所に置かれて見つけ出せなかったり、あるはずの資料が行方不明になっていると、利用を希望され、予約等をしていただいても、ご用意できない事態となります。
スムーズに図書館資料をご利用いただくために、「蔵書点検」はとても重要な作業なのです。

そのほかにも、開館時間中には作業が困難である、書架の大幅なレイアウト変更や、館内の表示、案内の見直しなども行っています。

期間中は大変ご不便をおかけしますが、皆様により便利で快適にご利用いただける図書館とするために行っています。
ご理解いただきますよう、お願いいたします。